引越多い方、過去の住所もお忘れなく!【もしもに備える】


現在と未来を幸せに生きるために、いわゆる「エンディングノート」を活用して情報整理をしています。

 

今月は、「エンディングノート」を見直し月間です(自分のです!)。

見直しポイント、書いておくと役に立つかもしれない情報をシェアしたいと思います。

 

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 アラフォー子育て世代の私が「エンディングノート」を活用する2つのねらい

  1. ライフプランの見直し ~情報のアップデートで家計のムダを省く~
  2. 「もしも」に備える ~備えあれば憂いなし~

 

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 「自分の基本情報② これまでの居住地情報(住所や電話番号等 

★★できれば書いておきたい情報 ★★

 

理由:以前の居住先で登録した情報を探す場合に役立つ

  • 住所
  • 電話番号
  • 居住期間

 

特に、引越の多い方、注意です!

 

転勤族や海外赴任で国外転居、学生の頃から1人暮らしをしていて実家を離れている方、また近場の引越しを繰り返されている方、これまでの居住地情報、思い出せますか?

 

私は、思い出せません(苦笑)

さすがに、結婚後の事は覚えていますが、学生時代に1人暮らしをしていた時の住所、家のあった場所に今でも行ける自信はありますが、細かい住所までは忘れています。

 

でも、実はこれ、困ったこと、というか面倒なことになることもあるのです。

  

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エピソード

 

ある私の身内の話です。

 

小さい頃に、親が作ってくれた銀行口座。

大学生で1人暮らしを始め、就職後も親元を離れて暮らしていました。

 

1人暮らしか、就職してからか、どこかのタイミングで、住所変更をしたのでしょう。

実家の住所から、当時住んでいた住所に変更届を出していたようです。

しかし、その銀行口座、地元にしか支店がないため、残高を残したまま引き続き親に管理をお願いしていました。

 

住所変更から数年経ち、使い勝手も悪いということで、実家に帰省したタイミングで口座解約の手続きのために銀行に行きました。(この間に、2,3回引越しをしています)

 

 

しかし・・・

 

簡単に口座解約をすることができなかったのです。

 

なぜなら、登録住所と本人確認書類(運転免許証)の住所が異なるため!

事情を話しても、簡単には「はい、そうですか」とはならないですよね・・・

本人の証明が難しいからです。

 

しかも、登録住所が1つ前の住まいではない様子。2つ前以上の住まい、詳細までは覚えていない・・・

 

なんだかんだ証明できる手立てはないかと、銀行の窓口でやりとりを繰り返し、かなりの時間を要して何とか口座解約ができたそうです。

 

※銀行口座の解約ルールは、各銀行・支店により、異なります。事前に、お取引銀行にお問い合わせの上、必要な書類等を持参してくださいね!

 

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同様の場面は、特に引越しの多い方によく見られる傾向ではないかと思います。

 

急な引越の場合など、住所変更や電話番号の手続きなどまとめてやろうと思うのですが、手が回らないってこともあります。

私も何度かありますが、結構、骨の折れる作業です。

 

特に、インターネット上の登録情報は注意が必要です。

現物確認できないものは、忘れがち、後回しにしがちになるんですよね。

久しぶりに利用したネットショッピングで、うっかり前の住所に送っちゃった・・・なんてことも。

 

他には、クレジットカード類は、問合せの際に、本人確認のために、登録住所を聞かれる場合もあります。万一、引越をしたのに、住所変更をしないまましばらく利用していた場合などには、注意が必要です。

 

何かの時、慌てないためにも、エンディングノートなどを活用して、これまでの居住地情報等は残しておきましょう!

 

 

発想の転換で・・・(困った時に「あっ、そういえば!」と思い出して~)

長年、同じサイトでネットショッピングを続けているヘビーユーザーであれば、登録先の住所一覧に過去の居住地情報を残したままってことも十分あり得ます!

身内のエピソードでご紹介したような事態に陥った時、ひとまず本人証明をする手段として、活用できるかもしれませんね。

 

 

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シリーズ【もしもに備える】では、子育て世代が「もしもの時」に備えて今からできること、知っておきたいことなどを少しずつお伝えしていきたいと思っています。

 

 

ファイナンシャルプランナー 原田幸子