「お金を貯める」宣言から1年7ヶ月【実践・お金の教育】

3歳のお年玉をきっかけに「大好きなお友達に会いにタイに行きたい!」という夢ができ、「お金を貯める!」宣言をした娘。

 

1年7ヶ月が経過した今も、ブレずにコツコツとお小遣いを貯めています。

そこには、「タイに行きたい」という強くて明確な目標があるから!

 

 

ここで、2020年1月に「お金を貯める」宣言をした頃の娘の様子をふりかえってみます。

  • お年玉で、(おそらく)初めて本物のお札を手にして喜ぶ
  • 「お金だ!」ということはわかっても、その価値がわからなくて困惑
  • 祖父母から「大切に使ってね」と言われたけど、「大切に」って、どういうこと!?状態

 

そこで、「お金で、できること」について、好きな絵本やお菓子を買える、行きたい国に行ける、やってみたいことに挑戦できる、など娘の関心がありそうなことを例に伝えてみました。

 

目を輝かせ、ワクワクしている様子で話を聞いてくれた娘。

色々なことができるとわかって娘が出したお金の使い道が「お友達のいるタイに行ってみたい!」でした。

 

早速、旅行代理店でタイのパンフレットをもらってきて、写真を見ながらイメージを膨らませました。

次に、肝心の旅行代金をチェック。

手持ちのお金だけでは足りないことが、何となくわかり、「お金を貯める」必要があることに気づいたのでした。

 

この頃、まだお小遣いをはじめていなかったので、「お金を貯めておく」方法の1つとして、銀行にお金を預けられることを伝え、2020年2月には、初めての預金体験にも挑戦。

 

その後、絵本やゲームを通して「お金」に関する興味関心が深まっていきます。

 

 

「お金を貯める」宣言から約半年後の2020年6月頃には、「お金を貯める」ためには「お仕事をしてお金を稼ぐ」必要があることに気づいた娘。

 

「お父さん、お母さん頑張ってお仕事して、タイに行くお金を貯めようね!」と、いつの間にか一緒に貯めることになっていました(笑)

 

当然ながら、この半年間、娘に臨時収入はないためお金は貯まっていませんでした。

 

 

せっかく娘が自分で見つけた素敵な夢。

「タイに行きたい」という夢の実現に向け、「お金を稼ぐ」を体験しながら「お金を貯める」ことができるように、2020年7月にお小遣いを導入することにしたのです。

 

 

その後は、お小遣いをもらうたびに「お金を貯める」習慣ができています。

お年玉やお祝金などの臨時収入をもらったらその一部と貯金箱でコツコツ貯めているお金を合わせて、銀行に預けに行くこともあります。

 

 

娘の夢を必ず実現させてあげたい!

そして「お金を貯めたらこんなに楽しいこと、良いことがあった!」と実感してほしい!

 

1日も早く、世界中が平穏な日々を取り戻し、大好きなお友達に会うためにタイに行ける日が来ることを、親子で祈っています。

 

 

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「お金を貯める力」を育む方法については、こちらから。

 

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シリーズ【実践・お金の教育】は、わが家の「お金の教育」の実践記録です。

お小遣いをはじめ、小さいお子様がいらっしゃるご家庭でも「できるかも!」と思っていただけるような情報をお届けしたいと思っています。

 

 

ファイナンシャルプランナー 原田幸子